毎年、都道府県持ち回りで開催される国内最大のスポーツの祭典です。
「冬季大会」と「本大会」の競技得点の合計を競い合う都道府県対抗方式で行われ、天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を目指し、代表選手が各競技で熱い戦いを繰り広げます。

国スポの目的

広く国民の間にスポーツを普及し、スポーツ精神を高揚して国民の健康増進と体力の向上を図り、併せて地方スポーツの推進と地方文化の発展に寄与するとともに、国民生活を明るく豊かにするという目的のもと行われます。

国スポの歴史

戦後の混乱期の中で国民に希望と勇気を与えるため、昭和21年に、戦災を免れた京都府を中心とした京阪神地域において、第1回国民体育大会が開催されました。
その後、昭和23年の第3回福岡県大会から都道府県対抗方式が確立し、天皇杯と皇后杯が創設されました。
昭和63年の第43回京都府大会から2巡目に入り、全国を東地区(北海道・東北・関東)、中地区(北信越・東海・近畿)、西地区(中国・四国・九州)の3つに分けて輪番制で開催されています。
なお、平成30年6月13日に、「国民体育大会」の名称を「国民スポーツ大会」に変更する「スポーツ基本法の一部を改正する法律」が国会において成立し、令和6年に開催される佐賀大会から「国民体育大会」の名称が「国民スポーツ大会」に変更となります。英語表記は「NATIONAL SPORTS FESTIVAL」から「JAPAN GAMES」となります。